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共通フレーム2007

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共通フレーム2007<SLCP-JCL-2007>

共通フレームワーク2007とは、情報処理推進機構(IPA)が2007年に発行したソフトウェア取引に関するガイドラインのことです。
ソフトウェアの構想・設計から開発、導入、運用、保守、破棄に到るまでの各工程について、個々の作業内容、用語の意味などの標準的なモデルを示したもので、2009年9月にはその改訂版である「共通フレーム2007第2版」が発行された。
共通フレーム(SLCP-JCF)とはSLCPの国際標準であるISO/IEC 12207を日本の商習慣などに合わせて拡張したもので、共通フレーム2007は1998年に発行された「ソフトウェアを中心としたシステム開発および取引のための共通フレーム 1998年版」(SLCP-JCF98、共通フレーム98)の改訂版になります。
共通フレーム2007には2002年と2004年に発行されたISO/IEC 12207の改訂版(補遺)の内容が反映されているほか、インターネット・Web関連など新しいソフトウェア技術への対応や、開発の前段階の企画プロセスの強化と要件定義プロセスの新設、経営層や業務部門の役割の明確化、プロジェクト進行途上での契約変更に関するプロセスの定義などが盛りこまれています。




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